2016年4月5日火曜日

山麓花便り・ウラシマソウ(浦島草)


ウラシマソウ(浦島草)


ウラシマソウ
(花 名)
 ウラシマソウ(浦島草)
 別名:へびくさ(蛇草)

(分 類)
 サトイモ科 テンナンショウ属

(分 布)
 サトイモ科の宿根性多年草。 主に本州、四国と、九州の一部などに分布、山間地のやや日陰の湿った土壌地に生える。 

 雌雄異株をもち、4~5月頃、紫緑色の仏炎苞(ぶつえんほう)に包まれた中に、肉穂花序(にくすいかじょ)と呼ばれる多数の小さな花が集まって棒状になり、それぞれ雄花、雌花をつける。

 肉穂花序(にくすいかじょ)の先端の一部が釣り糸状に長く伸長し、これが浦島太郎が持っている釣り竿の釣り糸に見立てられ、「浦島草」の名前の由来とも言われている。





ウラシマソウの花 (2016/04/05)
(撮影場所)
 伊勢原市・大山

(撮影日)
 2016.04.05

(開花情報)
 自生地で持ち去る人がいたためか、一時期、姿を見ることが出来なくなってしまったが、最近、再び少しずつ見られるようになった。







ウラシマソウ (2016/04/05)
ウラシマソウ (2016/04/05)


























ウラシマソウ (2016/04/12)
(撮影場所)
 伊勢原市ふじやま公園

(撮影日)
 2016.04.12

(開花情報)
 おそらく自生していたものではなく、公園として開園されたあと植えられたものと推測される。

数か所にわたり、ポツリ、ポツリと咲いている。