2015年10月5日月曜日

山麓花便り・ツリフネソウ


ツリフネソウ



ツリフネソウ
(花 名)
 ツリフネソウ(釣船草、吊舟草)

(分 類)
 ツリフネソウ科 ツリフネソウ属

(分 布)
 北海道・本州・四国・九州の山間地に分布し、湿地や水辺などの湿った、やや日当たりの良い場所に自生していることが多い一年草。

 花期は、9月~10月、茎の先端部から細長い花序が伸び、そこに赤紫色の横長の花が釣り下がるように多数咲く。
 
 名前の由来は、花の形が帆掛け船を釣り下げたような形をしているからとも、花器の釣舟に似ていることからとも言われていて、花弁状の3個の萼(がく)と、唇形の3個の花弁をもち、距(きょ:花のうしろの渦巻状のところ)が長く筒状になっている。 また、種子が熟してくると自ら勢いよく弾き飛ばして自生地を広げる。

ツリフネソウ
ツリフネソウ

























ツリフネソウ (2015/10/05)
(撮影場所)
 伊勢原市日向・洗水耕地

(撮影日)
 2015.10.05

(開花情報)