シャクチリソバ
シャクチリソバ |
シャクチリソバ(赤地利蕎麦)
(分 類)
タデ科 ソバ属
(分 布)
カシミールの高地地帯を原産とする宿根性多年草。 日本には明治時代に薬種として持ち込まれ、種子はえぐ味が強く、他のソバ類のように食用することはできないが、葉と根茎を飲用すると解熱や解毒、腹下しを治す薬効があると言われている。
別名をシュッコンソバ(宿根蕎麦)、ヒマラヤソバなどとも言い、現在では帰化植物として道端や草原、林縁や川沿いなどに野生化している。
花期は7月~10月ころと長く、ソバに似た花を咲かせ、白色の花弁のように見えるのは5個に深裂した萼片で、雄しべは8本で葯は赤紫色、雌しべは3本で白色半透明、雌しべの基部には8個の黄色い蜜腺がある。また、葉は互生し、丸みを帯びた三角形で先が尖っているのが特長である。
シャクチリソバ |
シャクチリソバ |
シャクチリソバ (2015/10/02) |
伊勢原市日向・洗水耕地
(撮影日)
2015.10.02
(開花メモ)
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