アヤメ(ハナショウブ)
ハナショウブ |
ハナショウブ(花菖蒲)
(分 類)
アヤメ科 アヤメ属
(分 布)
アヤメ類の多年草で、総称としてハナショウブを「アヤメ」と呼ぶことも多いい。
ハナショウブはノハナショウブの園芸種で、江戸時代には品種改良により、多くの品種(数千種類)がつくられた。
なお、5月の「端午の節句」で菖蒲湯(しょうぶゆ)等に使われる「ショウブ」は、ショウブ科(旧サトイモ科)ショウブ属に分類されるまったく別の植物である。
一般に、本来の「アヤメ」の多くが山野の草地に自生するのに対し、同じアヤメ属のハナショウブは、湿った畑地や湿地・水辺に生える。 ちなみに同じアヤメ属のカキツバタは、水中や湿地・水辺に生える。
花期は、アヤメが5月中旬から下旬、ハナショウブはやや遅れて6月上旬から下旬に花を咲かせる。
伊勢原・あやめ祭り (2012./06/15) |
伊勢原・あやめの里
(撮影日)
2012.06.15
(開花情報)
伊勢原市の霊峰・大山を望む歌川の休耕田に、200種、20000株ほどの花菖蒲が植えられ、6月上旬から下旬にかけて一面に咲きます。 「あやめの里」として「かながわの花の名所100選」にも選ばれ、シーズンには多くの人が訪れる。
(追記) 2015.05.30
平成27年度の「あやめまつり」開催中止!
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例年6月上旬から中旬にかけて開催しておりました「あやめまつり」は開催中止が決まりました。「あやめの里」の維持管理をしていたボランティア団体の会員の高齢化、後継者不足などにより、活動の継続が困難との理由などから、今年度(平成27年度:2015年)は、「あやめまつり」の開催中止が決定されたようです。
来年度以降の開催については未定。 あやめの里づくり事業については、市経済環境部 農業振興課が継続して行うとのこと。 なお、「あやめの里」については、やや規模が縮小されているものの、今年もアヤメ(ハナショウブ)が植えられていました。 開花の時期には自由に入って見ることができるようです。
伊勢原・あやめの里 (2012.06.15)
伊勢原・あやめ祭り (2012./06/15) |
伊勢原・あやめ祭り (2012./06/15) |
伊勢原・あやめ祭り (2012./06/15) |
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