ヤマボウシ
ヤマボウシ |
ヤマボウシ(山法師、山帽子)
(分 類)
ミズキ科 ミズキ属
(分 布)
落葉高木。
5~7月頃、淡黄色の小さな花が球状に集合し、その外側に花弁のような白色の大形の「総苞(そうほう):葉が花弁のように変形したもの」を4枚付ける。
ハナミズキの仲間で、花(総苞(そうほう))の形が少し似ているが、ヤマボウシは苞の先がとがっていて、細長く、ハナミズキは苞の先がちぎれたようになっていて、丸みを帯びている。
9月頃には、球形の赤い実を付ける。 熟すと果肉はやわらかく、黄色からオレンジ色で食用としてジャムや果実酒に利用されることもある。
ヤマボウシの実 (2015/09/29) |
厚木市・(県立)七沢森林公園
(撮影日)
2015.09.29
(開花情報)
9月になり、実りはじめたヤマボウシの小さな実が、やがて赤く熟し、風が枝を揺らす度にポトポト・ポトポトと音をたてて地表に落ちてくる。
熟した果肉はやわらかく、食用としてジャムや果実酒などにも利用されていると言われているが、まだ食べたことはない。
実が落ちてしまう頃には葉も紅葉し、冬支度を始める。
ヤマボウシの実 (2015/09/29) |
ヤマボウシの実 (2015/09/29) |
ヤマボウシの花 |
厚木市・(県立)七沢森林公園
(撮影日)
2016.05.14
5月中頃、桜の花が終わり新緑も過ぎたころ、「ヤマボウシ」の花が咲き始める。
枝の葉もしっかりと茂った後に白い花が咲き始め、しかも上向きに咲いているためか、樹木の下にいると、せっかくの花もあまり目立たないのが残念である。
少し離れ見下ろしと、雪が枝々に積もっているかの様にも見える。
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