マムシグサ(まむし草)
(花 名)
マムシグサ |
(分 類)
サトイモ科 テンナンショウ属
(分 布)
山野の林や草地の下などのやや日陰で湿った場所に自生する多年草。
名前の由来は、自生場所がいかにもマムシの生息していそうな場所で、葉の鞘(さや)の模様がマムシの模様に似ているからとも、その花の形がまるでマムシが鎌首をもたげた様子に似ているからとも言われている。
4~5月になると林道などの路傍に、仏炎苞に包まれた形態の花が咲いているのを見ることがあり、秋にはトウモロコシ状の実が赤く熟すようになる。
混雑種も多くあり、仏炎苞の色により「アオマムシグサ」や「ムラサキマムシグサ」などと呼ばれることもあるが、一般いはこれらを総称して「マムシグサ」と呼ばれている。
(撮影場所)
伊勢原市・日向林道
(撮影日)
2015.04.07
(開花情報)
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