ツワブキ
ツワブキ |
ツワブキ(石蕗、艶蕗)
(分 類)
キク科 ツワブキ属
(分 布)
常緑性の多年草。 本州の東北南部以南から四国、九州、琉球諸島などの低地から山間地の日陰や海辺などに多く分布する。
10月~12月ころ、葉の間を抜けて花茎を伸ばし、その先端に直径5cmほどの菊の花に似た黄色い花を数輪咲かせる。
名前の由来は、葉がフキに似ていることから「艶のあるフキ」すなわち、「艶蕗(つやぶき)」が転じたものとも言われ、別名をイシブキ、イワブキ、ツワなどとも呼ばれている。
茎の部分はフキと同じように食用とする。 ただし、アクが強いので一般的には春先に生えたアクのやや少ない若葉の茎を茹で、表面の薄皮を剥き、水にさらし、十分にアクが抜けたものを食材として用いる。
総合運動公園 (2014/10/29) |
伊勢原市総合運動公園
(撮影日)
2014.10.29
(開花情報)
伊勢原市総合運動公園の裏山に、厚木市小野から津古久峠を越え伊勢原市方面に至る「旧小田原道」の古道が散策路として残されている。 その道端に晩秋から初冬にかけて、ツワブキの黄色い花がポツリ、ポツリと咲いているのが見られる。
総合運動公園 (2014/10/29) |
総合運動公園 (2014/10/29) |
< 山麓花便りへ >